ポリネシアの伝統的なスポーツには、大きな石の重量挙げ、槍投げ、フルーツ運びレース、ココナツの木登り、ヴァアレースなどがあります。簡単そうに見えて、意外と難しいものが多いですが、ぜひトライしてみてください!

タヒチ語でツアロ・マオヒと呼ばれるポリネシアの伝統的なスポーツがあります。このスポーツは、タヒチの島々古くから伝わる文化の一部で、滞在中に体験することができます。さまざまな競技がありますので、ぜひチャレンジしてみてください。ただし、見た目ほど簡単ではないので心してかかりましょう。大きな石の重量挙げはその名のとおり、重さ160kg近い石を地面から肩の上に持ち上げる競技で、槍投げでは、地上約10メートルの高さにあるポールのココナツを狙い、フルーツ運びでは、最大50kgのフルーツを肩に担いで、1km以上の距離を走ります。このような伝統スポーツの競技大会であるヘイバ・ツアロ・マオヒ・スポーツ・フェスティバルが、毎年7月にタヒチ島で開催されています。

タヒチで今も行われているスポーツ

タヒチの島々で栄えるマオヒ文化において、伝統的なスポーツは人気があります。毎年開催されるヘイバの伝統的なスポーツの祭典には、5つの諸島から700人以上のポリネシア人が参加します。ツアモツ諸島のアナア島では、若者はみな槍投げを習います。高さ10メートルのポールの頂上にあるココナツを狙うこの競技では、優れた技術と、ココナツを的確に狙う運動神経が必要とされます。大きな石の重量挙げの優勝者は、オーストラル諸島のルルツ島出身であることが多く、中には160kg近い石を数秒で肩に担ぎ上げる強者もいます。

ツアロ・マオヒ・スポーツ・フェスティバルでは、ココナツの木登りやココナツの皮むき、フルーツ運びレース、伝統的なレスリング、アウトリガー・カヌー・セーリング・レースなどの競技も行なわれます。ココナツの木登りは意外と難しく、ココナツの皮むきは非常に体力を消耗します。ぜひトライしてみてください!バケーション中には、これらのスポーツにたくさんチャレンジしてみましょう。特に7月に行われるツアロ・マオヒ・フェスティバルに参加すれば、ますますその機会は広がります。地元の人たちは、あなたが挑戦するのを見て喜び、良い成績を収めればさらに喜んでくれることでしょう!

その他のポリネシアの伝統

オーストラル諸島ルルツ島では、新年を祝うポリネシアのユニークな祭典「テレアアティ」を島全体で祝い、徒歩、自転車、馬の行列が、島内のすべての家を訪れて回ります。他の多くの島々にも、独自の伝統や習慣、歌や踊りが存在しています。これらはすべてポリネシア文化に欠かせないものであり、タヒチの島々でのバケーションを忘れがたい本物の体験にしてくれることでしょう。

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