ツアモツ諸島の美しいサンゴ島を十分に楽しむには、少なくとも4日は必要です。1,100km2の海域に16km2の陸地が点在するファカラバ島は、ランギロア島に次いで、フランス領ポリネシアで2番目に大きなラグーンです。水中探検ファンにとって最適の目的地であり、ダイバーにとっては本物の楽園です。

1日目

パート1

到着

空港からホテルまでの移動は「トラック」に乗ります。トラックは伝統的なポリネシアのバスです。 タヒチアン・ゲストハウスの客室(あるいはキャンプ場のテント)に落ち着いたら、散策に出かけよう。島の中心地ロトアバ村からスタートするといいでしょう。入口にうず高く積まれた釣り用の浮きが、多くの村民の暮らしぶりを伝えています。ここは漁師の村です。 小さな教会、パン屋、警察署、数軒の軽食堂と商店、真珠養殖場など、市街地はほとんどありませんが島民の生活必需品を賄うには十分です。


2日目

パート1

ダイビングする

ファカラバ島は世界有数のスキューバダイビングのスポットです。来る日も来る日もダイビングしたくなるほど見るべきものがたくさんあります。ダイバーでない人も心配ありません。マスクとシュノーケルをつけて泳ぎ出せば、海の世界に魅せられること間違いなしです。

2日目

パート2

ツマコフア・パス

サンゴ島の南側のパスは、古代のテタマヌ村の近くにあります。潮の流れが北側のパスより緩やかなので、あらゆるレベルのダイバーに適しています。狭いパス(200m)には驚くほどの海洋生物で満ちています。サメ、コメットフィッシュ、ウツボ、ブダイ、クロハギ、タカサゴ、ハタ、キントキダイ、レッドスナッパーなど多数。およそ700個体の熱帯魚が至る所で見られます。メジロザメの集団は世界一高い生息密度です。

2日目

パート3

ピンクの砂浜のモトゥ

南側のパスでダイビングするには丸一日かかります。ロトアバ村からこのスポットに行くのに1時間30分かかるからです。(中心地の村から遠く離れてもよければ、サンゴ島の南側にホテルがあります。)ダイビングのあとで、広々としたモトゥを訪れよう。浜辺にはやわらかいピンクの砂が広がっています。カメラをお忘れなく。波打ち際でおいしいお弁当が提供されます。刺身(生魚)や魚のフライに舌鼓を打ちましょう。帰りの船旅の前に、砂浜でお昼寝ができます。

Pink sand © Lei Tao
Pink sand © Lei Tao

2日目

パート4

外食

ロトアバ村に帰り着くまでに、1杯のビールと軽い食事が欲しくなるでしょう。海辺のレストランや軽食堂に立ち寄って、ラグーンに沈む夕日を満喫しよう。インターネット接続ができるレストランもあります。インスタグラムに写真を投稿し、故郷の家族を羨ましがらせよう。

Poisson cru au lait de coco © Teriitua Maoni
Poisson cru au lait de coco © Teriitua Maoni

3日目

パート1

ガルアエ・パス

サンゴ島の北側にある幅1,600メートルのガルアエ・パスは、フランス領ポリネシア最大のパスです。潮の流れが激しいのでダイバーが難儀することもありますが、ドリフト・ダイビングなら、色とりどりのサンゴや数多くの熱帯魚の素晴らしい光景が眺められます。午前中、午後、あるいは夕方の半日で探訪できます。確実にダイビングを楽しむには、事前予約をしておくとよいでしょう。

3日目

パート2

オンデンザメ

水中探検の一日を無事に終わらせるために、軽食堂「オンデンザメ(Requin Dormeur)」に立ち寄っておいしい食事をとりましょう。文字通り水中にあるテーブル席につくと、数フィートの近さでオンデンザメの群れが泳いでいます。気の弱い人は砂浜のテーブルで食事できます。食事は絶品、背景は壮大、そしてサメたちはサメたちです! サメと一緒に食事するのがお気に召さなければ、中心地の村の波止場から眺めることもできます。

Sleeper sharks © Bernard Rubinstein
Sleeper sharks © Bernard Rubinstein

4日目

パート1

PK9ポイントでピクニック

この島の暖かい日差しと涼しい潮風は、サイクリングに最適です。フランス領ポリネシアの道路距離は中心街の町役場を起点にして計測されます。従って、PK9ポイントの壮大な砂浜は、ロトアバ村からちょうど9キロメートル(5.5マイル)です。野球帽と、日焼け止めクリーム(もちろん環境に優しいもの)と、カメラをお忘れなく。パン屋に立ち寄ってサンドイッチと飲み物も用意しよう。

4日目

パート2

カイトサーフをする

ファカラバ島はスキューバダイビング以外に、カイトサーフを楽しむのにも最適です。絶え間ない風と光り輝く日差しがカイトサーファーに約束の地を提供しています。

Kitesurf session © Emmanuel Bouvet
Kitesurf session © Emmanuel Bouvet
Fakarava from the air © Michael Runkel

ファカラバ島での夢のバケーションの計画と準備

ファカラヴァでの滞在を一瞬たりとも見逃さないために、事前にアクティビティを計画し、準備しておきましょう!このトロピカルパラダイスは、スキューバダイビング、魅惑的なクルーズ、のどかな風景など、忘れられないひとときをお約束します。ひとつ確かなことは、フランス領ポリネシアのこの環礁は、きっとあなたを驚かせるということです。そこで、思い出に残る時間を過ごすための貴重なヒントをいくつかご紹介しましょう。旅を楽しんでください!

ファカラバ島を堪能する
Vue aérienne sur l'atoll de Tetiaroa © Tahiti Tourisme

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