Three days in Maupiti : our itineraries and tours

穏やかで古き良き島の雰囲気を求める方には、マウピティ島のタヒチアン・ゲストハウスが提供する宿泊施設がぴったりでしょう。これはこの島の宿泊施設の唯一のスタイルです。冒険に出かけたい場合は、バイエア洞窟やモトゥ・パエアオを楽しみましょう。ここは、その歴史を9世紀にまで遡る、フランス領ポリネシアで最古の考古学的遺跡の1つがある場所です。

マウピティ島はソシエテ諸島にあり、近代的でラグジュアリーなボラボラ島からわずか40kmの所にあります。しかし、この小さなコミュニティは、きらびやかな隣の島とは遠く離れた世界のように感じられます。島の温かくフレンドリーな雰囲気、静寂さと手つかずの美しさは、最初のヨーロッパ人が偶然発見したころの昔のタヒチのようです。

1日目

バイエア村

無数の鳥たちが崖の裂け目と空洞に巣をつくり、バイエア村の背景に賑やかな動きを付けています。北へ向かうと、男根崇拝を表すティキとウミガメのペトログリフ（岩面彫刻）などの石碑のある、ヒラナイ谷に着きます。さらに少し進むとヴァイティア谷があり、巨大な平たい石が戦士ヒロのカヌー伝説を表しています。

Vue sur les motus Pitiahe et Tiapaa ©_Michael Runkel

ガイド付きのボートツアーに参加しましょう。ホツの崖は250mの高さで、バイエア村の上にそびえ立っています。頂上までの歩道は、マぺの木（タヒチの栗の木）、マンゴーの木、ハイビスカスの低木の森を抜けて行きます。登りの途中では、モトゥとターコイズのラグーンの景色が楽しめます。そして山頂には、太平洋と近くにそびえる標高370mのテウラファアトゥイ山とヌウペレ山を見渡す絶景が待っています。

やってみよう

2日目

ラグーンでの遠足

ターコイズ色のラグーンに囲まれたマウピティのモトゥを訪れるツアーに参加してみましょう。マンタやマダラトビエイ、カラフルな熱帯魚の大群に出会えるチャンスがあります。ツアー中に真珠養殖場も見学することができます。バイエア村の向かい側には、潮の流れ道の左右に分かれてピティアヘとティアパアという2つのモトゥがあります。

一見の価値があります。北に行くと、この2つのモトゥの間に挟まれたモトゥ・パエアオがあります。このモトゥはヒロ・パスとサンゴ礁にほど近く、9世紀に遡る遺跡があります。これはタヒチの島々の中の最古の遺跡の1つです。その左側にはモトゥ・アウイラがあります。古代のマラエの遺跡の隣には大きな風車があり、その木陰でメロンが育っています。天然の浅瀬（別名：サメの赤ちゃんの通り道）がテレイア岬とその荘厳な砂のビーチに続いています。