ツアモツ諸島のマカテア島はユニークな島です。タヒチ島からは、貨物フェリー「マレバ・ヌイ号」や「サン・グザビエ・マリ・ステラ号」を利用するか、カタマラン艇をチャーターしなければアクセスできません。あるいは、最も近いサンゴ島ティケハウ島から漁船「ポチ・マララ号」に乗ればマカテア島まで連れて行ってくれます。ツアモツ諸島の他の島々と違って、マカテア島は海抜80メートルの平原を擁する高地の島です。マカテア島は、数千万年前に海から出現し、その岩礁には数千トンのリン酸塩が閉じ込められています。リン酸塩の大規模な採掘事業がおよそ50年間続きました。地質学者や自然愛好家がこの離島に大きな関心を寄せています。おすすめの4日間の旅のプランをご紹介します。
1日目
パート1
歴史を辿る旅
この島の近代の歴史を知るために、採掘場の遺構を訪問しよう。採掘場の村には、鉄道の廃線、機関車の残骸、閉鎖された工場、発電機などが今も放置されています。島の植生は、ゆっくりと確実に、リン酸塩採掘事業が残した傷跡を覆いはじめています。
1日目
パート2
マカテア砂漠
採掘場の遺構を訪問したあとは、ガイドを伴って、実際のリン酸塩採掘場を訪問しよう。密生したジャングルの中心部に、「サハラ」と呼ばれる広大な空き地があります。荒れ果てた土地には、リン酸塩を採掘した無数の深い穴が掘られています。なかには深さ90メートルの穴もあります。足元に気をつけて歩いてください。この採掘場から最大で手押し車800台分のリン酸塩が毎日持ち去られました。
1日目
パート3
洞窟を探検する
マカテア島には、地下水面に水源を持つ3つの淡水洞窟があります。訪問客がもっとも多い洞窟はヒナと呼ばれ、子供たちが壁から冷水に飛び込んで楽しんでいます。泳いで行ける広めの空間には鍾乳石や石筍があります。(石筍に足を引っかけないよう注意しよう。)泳ぎに来る家族連れもあり、時には洗礼式も行われる不思議な場所です。
2日目
パート1
登山者の楽園
島内の5つの場所に100を超える登山ルートがあります。マカテア・エスカラードが登山ルートを管理し、登山者の安全を守っています。まったくの初心者も含めてどんな人にも適したルートがあります。鉄製の固定具とケーブルで保護された「ヴィアフェラータ(via ferrata)」は、すべての登山者が楽しめる登山ルートです。太平洋を望む素晴らしい景色が、他では味わえない心に残る体験を演出します。
2日目
パート2
リラックスしてヤシガニ漁に出かけよう
マカテア島の美しい砂浜では、ほとんど何もせずに、のんびり過ごすのに最適です。リラックスする時間をとり、壮大な眺望を楽しもう。夜は、地元の人たちに合流して伝統的なヤシガニ漁に出かけよう。大昔から先祖代々技法が伝えられたヤシガニ漁は、きっとワクワクする体験になるはず。ホストがヤシガニ漁を手配してくれるます。漁の収獲はおいしい食事になります。
3日目
大自然の真ん中に
マカテア島には多くの希少種や固有種が生息しています。なかでも香りのよいマイレ・モノはもっとも魅力的な植物で、島のシンボルになっています。ファラ・バレアウはタコノキ科の木で、マカテア島だけに生育する固有種です。その他の希少種として、絶滅が危惧されている鮮やかな青い鳥「ルぺ」が生息しています。
4日目
スポーツハイキング
マカテア島はハイキング愛好家にとっても、素晴らしい島です。難易度の高いコースがいくつかあり、初心者には不向きなコースもあります。標高113メートルのプウチアレ山の頂に続くコースでは、歩きながら雄大な景色が望めます。山頂までおよそ1時間のコースです。もう一つの優れたコースはニアニアです。パノラマのような壮大な景色を望む見晴台に続いています。およそ15分のコースですが、急こう配でかなり危険です。ハイキングの経験が豊かな人でも、マカテア島の地元ガイドのサービスを利用することをおすすめします。
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