古代ポリネシア人が母なる大地と見なしたライアテア島は、かつてはハバイイと呼ばれていました。緑と山に恵まれたライアテア島は、聖なる島として知られています。島の最高峰は有名なテメハニ山です。
ポリネシアン・トライアングルの中心に位置するライアテア島は、ポリネシア文明発祥の地です。ライアテア島を訪れる旅は、ポリネシアの歴史と文化の中心を訪れる旅とも言えます。ライアテア島3日間の旅のおすすめプランをご紹介します。
島内一周
1日目-パート1
島内一周はライアテア島の美しさを実感する絶好の機会です。山の奥地にある手つかずの自然は、海岸の美しい景観と対照的です。大きな島なので、島内一周には途中休憩も含めて、丸一日かかるでしょう。活気のある小さなウツロアの街を訪れよう。市場や波止場があり、街からは同じラグーンを共有するタハア島が見渡せます。建物の壁にはストリートアートが描かれています。地元や世界中のアーティストが集うオノウ・フェスティバルで描かれたものです。
タプタプアテアのマラエ
1日目-パート2
ライアテア島を訪れるなら、ポリネシア文化の聖地タプタプアテアのマラエは必見です。千年以上前の考古学的遺物として、ユネスコの世界遺産に登録されています。このフランス領ポリネシア最大のマラエは、古代ポリネシアの宗教、文化、政治の中心地でした。ラグーンに隣接する荘厳なこの場所を自由に歩きまわり、様々な痕跡を発見しよう。マラエの向かい側の山腹に通じる小道から、海の向こうにあるフアヒネ島の美しい景観が見渡せます。
3本滝
1日目-パート3
およそ1時間で田園地帯や森を通り抜ける楽しいハイキングコースがあります。シダの野原やマぺ(タヒチの栗)の森を通り抜ける、歩きやすいコースです。ハイキングの終わりには、三本滝の滝つぼでひと泳ぎし、元気を回復できるでしょう。 島内一周の途中、道路沿いの小さなスタンドでマぺを売っているのが目に入ります。地元の人には焼いたマぺが好評です。
カヤックでファアロア川を上る
2日目-パート1
タヒチの島々で唯一の航行できる川を上る最高の旅です。カヤックを漕ぎながら、ファアロア湾を囲む山々の雄大な景観が眺められます。地元ガイドを同伴すれば、多種多様な植物に触れたり、この神秘の島にまつわる多くの伝説を聞いたりすることができます。もしも体力不足を感じたら、ツアーで川上りもできます。
沈没船
2日目-パート2
ライアテア島はダイビングに最適な島です。この島はフランス領ポリネシアの中でも、海底に沈んだ船をめがけてダイビングをすることができる数少ない島でもあります。3本マストで全長60メートルの鋼鉄製の船「ノービー号」は、1900年に沈没し、今も18~29メートルの深さに横たわっています。島周辺の別のスポットでは、ウミガメ、カマストガリザメ、多数の熱帯魚を観察できます。
テメハニ山の頂に向かう
3日目-パート1
時間のかかるコースですが、タヒチの島々の山の中でも登りがいのあるハイキングコースです。標高821メートルの山頂には、有名なティアレ・アペタヒの花が咲いています。美しく希少なこの花は、この山の頂上以外、世界中どこにも生育していません。環境基準で保護されたこの花は採集が禁止されています。この17キロの道のりは、地元ガイドを伴って登るのが賢明です。というのも案内表示が不十分なので、少し足を延ばすと私有地に入り込んでしまうからです。スタート地点からタヒチの島々の美しい景観が楽しめます。
モトゥを訪れる
3日目-パート2
ライアテア島のラグーンで丸一日過ごします。船や水上バイクでラグーンに点在する多くのモトゥに行ってみよう。例えば、ウツロア埠頭の向かいにあるオフェタル、ファアロア湾の向かいにあるイリルなどのモトゥがあります。イリルでは、難破したカタマラン艇を探検することもできます。ラグーンに点在するすべてのモトゥが美しい砂浜と透明な水に恵まれ、スイミングやシュノーケリングに最適です。気になるモトゥに行ってみよう。
ライアテア島で乗馬する
3日目-パート3
カディション谷牧場で乗馬を楽しめます。島内の森や野原を駆け抜けるガイド付きツアーに案内します。牧場に帰る途中に、浜辺で馬と遊ぶのも楽しいでしょう。
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