マウピティ島でマンタと一緒に泳ぐ

マウピティ島はボラボラ島の北西にあります。とても小さな島ですが、驚きと感動に満ちた本物の島です。例えば、マンタと泳げるフランス領ポリネシア内で最高の場所としても有名です。この雄大な生きものはサンゴ礁の周りやマウピティ島で見ることができます。また、浅いターコイズのラグーンで彼らと一緒に泳ぐこともできます。 タヒチの島々には、実に数多くのアクティビティの選択肢があります。スキューバダイビングやシュノーケリングが好きなら、マウピティ島はまさに訪れるべき島です。特に、マンタの群れの中で泳ぐ神秘的な体験ができます。マウピティ島にはパペーテやライアテア島から飛行機で、ボラボラ島からフェリーで行くことができます。この島は、素晴らしいビーチ、自然のままの極上のモトゥ、陸地とラグーンのそれぞれに美しい景色があります。地元の人々はとてもフレンドリーで温かく迎えてくれます。自転車で島を巡れば、それをすぐに実感できるでしょう。マウピティ島には大型のホテル複合施設はありませんが、十分に清潔で快適な家族経営のタヒチアン・ゲストハウスがあり、地元の本当のライフスタイルを楽しむことができます。モトゥへのボートツアーに参加して、マンタやカマストガリザメを見に行きましょう。1日の終わりには、ラグーンを染め上げる見事な夕日を眺めることができます。 マウピティ島での特別なダイビング マンタを観察する最も良い方法は、海の中で彼らと一緒に泳ぐことです。そしてこのアクティビティに最適な場所がマウピティ・ダイビング・クラブです。このクラブは島の北部にありますが、宿泊先のタヒチアン・ゲストハウスまで迎えに来てくれます。タヒチの島々には数多くのダイビングクラブがありますが、その中でもマウピティ・ダイビング・クラブはマンタと一緒にダイビングできることで有名です。スキューバダイビングかシュノーケリングかを選べ、マンタ、サメ、その他の海の生き物に出会えることに間違いありません。 彼らはとても好奇心旺盛な生き物ですが、マンタも他の海洋生物の大部分と同様に、非常に繊細で傷付きやすいです。彼らには決して触らないでください。じっとしていると、彼らの方から近づいてきて、ダイバーを近くで観察し始めます。マンタとダイバーの両方にとって、この交流はかけがえのない瞬間です。ザトウクジラもマウピティ島の海にやって来ますが、ラグーンには入りません。繁殖期の7月から11月の間にボートツアーに参加して、彼らの姿を見ることができます。 A dive with manta rays ©_Emmanuel Bouvet School of sharks© Bernard Beaussier Manta ray© Frédérique Legrand ラグーンとモトゥを散策する マンタとのダイビングセッションを終えたら、ラグーンの周りにあるたくさんの素晴らしいビーチに行き、日光浴をしたり、透明に澄み切った海で泳いだりしましょう。最高のビーチの1つに挙げられるのはテレイアで、西海岸のポイント・プオロ・ビーチとも呼ばれています。ここから山の壮大な景色が見られます。 Motu in Maupiti ©_Michael Runkel 引き潮の時はモトゥ・アウイラまでこのラグーンを歩いて渡ることができ、最高の1日の締めくくりになります。モトゥ・ピティアへとモトゥ・ティアパアものどかな環境で、ビーチで過ごす1日に最適です。マウピティ島は、大勢の観光客が訪れるマスツーリズムとは一線を画す静かな島です。本物の島の雰囲気を味わい、伝統的なポリネシアの文化や価値観を体験できるチャンスのある場所です。

タヒチの半島を探検しよう

この半島は、サーフィンが好きな人はもちろん、自然を愛する人やタヒチならではの体験をしたい人にもぴったりの場所です。タヒチアンにはタヒチ・イチと呼ばれており、火山活動によって形成されました。山が多く手つかずの大自然が広がっています。フランス領ポリネシアを訪れたら、タヒチ島のユニークで特別な半島を探検してみましょう。 タヒチ島は、タラバオと呼ばれる地峡によって繋がる二つの島からなります。大きな島はタヒチ・ヌイ、小さな島がタヒチ・イチです。ガイドブックでは、タヒチ・イチはフェヌア・へレ・ヒア・テ・アツア(神々に愛された地)、またはフェヌアアイへレ(茂みの地)と紹介されることもあり、特に、パペーテの喧騒を離れた静かな場所として知られています。半島には手つかずの大自然が広がり、すばらしいダイビングスポットもあります。ホエールウォッチングやサーフィンを楽しむこともできます。 サーフィン、ビーチ、壮大な景色 タヒチ・イチ半島には、伝説の波で世界的に知られるチョーポーがあります。まずはプーヌイとバイラオに立ち寄り、タヒチ・イチの野性的で神秘的な雰囲気を味わいましょう。その後はPK0(半島で使用される距離を測るための始点)へ。ボートに乗って、間近に迫る「ジョーズ(超巨大な波)」を堪能します。世界で最もヘビーなグーフィーブレイクが炸裂する、サーファーでも上級者の中の上級者にのみ適したポイントで、毎年国際的なサーフィン大会が開催されています。 タヒチ・イチ半島の魅力はチョーポーだけではありません。タラバオ高原では、思わず写真を撮りたくなるフォトジェニックな景色に出会えます。青々とした草原に牛が群がり、まるでノルマンディーのような雰囲気が漂います。続いて向かうタウティラの黒砂ビーチも圧巻です。その後は西海岸の白砂ビーチへ行くのもいいでしょう。 ダイビング、洞窟、自然を体験できるアクティビティ タヒチ・イチ半島のもう一つの魅力は海の中にあります。ダイビング好きにはたまらない水中洞窟、沈没船、複数のパスやドロップオフなどがあり、海の生き物たちの多様性に驚くでしょう。ダイビングスキルを向上させるには最適な場所です。 タヒチ・イチはウォーターアクティビティを楽しむには絶好の場所。パドルボード、カヤック、水上バイク、セーリング、ウインドサーフィンなど、どんなスポーツをやるにしても最高の条件がそろっています。7月から9月にかけては、交尾と出産のためにタヒチ・イチ周辺の温暖な海水を求めて、南極からザトウクジラがやってきます。波間で跳ねたり潜ったりするイルカの群れは、一年を通していつでも見ることができます。 ハイキングとオプショナルツアー 半島には散策ハイキングコースがいくつもあります。黒い崖の麓を歩いてテ・パリを目指すコースに挑戦しましょう。ハイキングでは必ず地元ガイドを付けることをおすすめします。安全を確保できるだけではなく、この神秘的な場所にまつわる物語や伝説を交えながら散策を盛り上げてくれます。タヒチ・イチは、ポリネシアの人々と祖先をつなぐ聖なる力「マナ」の地でもあるため、鳥肌が立ち、背筋がゾクゾクとするような力を感じることができるでしょう。 The wild fenua 'aihere ©Ra'i Mao タヒチ・イチを訪れたあとは、ほかの島にも足を運んでみましょう。ボラボラ島と並んで有名なモーレア島は、タヒチ島のすぐ近くに位置しています。雄大な山々、深い入り江、圧巻のラグーンなど、美しい景色を楽しめることは間違いありません。 遠足を選ぶ もっとアクティビティ

ダイビングに最適な島々

タヒチの島々には、ラグーン、リーフ、パスなど、さまざまなダイビング・スポットがあります。あなたが経験豊富なダイバーであっても、まったくの初心者であっても、数えきれないほどの熱帯魚や色とりどりのサンゴ、そして暖かい透明の海に生息する多種多様な海洋生物に圧倒されることでしょう。

タヒチの島々でイルカと泳ごう

タヒチの島々でイルカと泳ぐ経験は、忘れがたいものとなるでしょう。さまざまな島でこのすばらしい生き物と一緒に泳いだり、ダイビングしたりできます。また、繁殖期にはクジラの観察もでき、エイやいろんな種類のサメも見ることができます。ガイドラインに従い、これらの貴重な野生動物に対して敬意をもって接しましょう。 フランス領ポリネシアではイルカは保護の対象となっており、このことは、イルカが人間からの危害に怯えることなく安心して暮らせることを意味します。私たち人間と同じように、イルカも肺で呼吸をして、集団の中でつながりを保つためにコミュニケーションを取り合っています。遊ぶことが大好きで、好奇心旺盛な生き物です。シュノーケリングやスキューバダイビングでイルカを観察するときは、音を立てたり、食べ物を与えたり、身振り手振りで近くに誘い出そうとしないでください。大抵は向こうから近寄ってきてくれます。なるべく平静を装ってはしゃいだりせず、イルカたちが周囲を泳ぎまわるのを眺めて楽しみましょう。 イルカは、ポリネシアの文化や芸術、民間伝承において深く崇拝され、タトゥーで描かれたり、知恵を象徴することが多いです。タヒチの島々の暮らしにおいて、人間とイルカの特別な関係はかけがえのないものであり、旅行者にも大きな魅力となっています。ツアモツ諸島とソシエテ諸島には、世界中の海に生息するイルカ全種のほぼ3分の1が集まっています。 イルカと泳げる最高の島 イルカと出会えるダイビングツアーやボートツアーはたくさんあり、自然のままの生息地で自由に暮らす、悠々とした美しいイルカを眺めることができます。フランス領ポリネシアでは、2002年に海洋生物を保護するための厳格な規制が導入されました。クジラに関してだけではなく、イルカやその他の海洋生物についても、観察するときの行為や距離に制限を課しています。これらの規制についてはツアーガイドが把握しています。イルカは一年中タヒチの島々周辺の海に生息していますが、イルカとの遭遇率は島によって違います。タヒチの島々でよく見られる種は、ハシナガイルカ、シワハイルカ、ゴンドウクジラ(実はイルカの一種)です。 Tiputa pass, Rangiroa ©_Michael Runkel Dolphins observation © Grégory Lecoeur Dolphin watching at Rangiroa © Hélène Havard タヒチの島々でイルカを観察するのに一番良い場所は、ツアモツ諸島のランギロア島です。世界で2番目に大きなサンゴの環礁で、巨大なラグーンには数えきれないほどの海洋生物が暮らしています。ティプタ・パスは、イルカと一緒にダイビングができるベストスポットの一つ。パスの中に潜ると、姿はまだ見えないけれど、イルカたちのギーギーとはしゃぐ鳴き声が聞こえてきます。すると突然、イルカたちが目の前に! しかし、触ろうとしてはいけません。あなたを見ながら周囲を泳ぎまわる姿を眺めて楽しみましょう。イルカとの神秘的な共有体験を味わえます。ランギロア島にはこうした体験ができるダイビングセンターがあるだけでなく、まったく水に潜ることなくイルカを見ることもできます。毎日ティプタ・パスにやって来て、泳いだり遊んだりしているイルカたちの楽しそうな姿を海岸から眺めることができます。 ドルフィンスイムツアー タヒチの島々でイルカと泳いだりダイビングしたりするときは、責任と配慮をもって行動しましょう。イルカに向かって泳いだり、追いかけたりしないでください。大抵の場合、そのうち向こうから近寄ってきてくれます。この愛くるしい生き物は、水族館のイルカショーで見る調教されたイルカとは異なることを心に留めておきましょう。平和と調和の中で危害を受けることなく暮らせていますが、野生の動物なのです。 Diving with a dolphin© Bernard Beaussier もちろん、水中カメラを持っている場合は好きなだけ写真を撮ってかまいません。 イルカと一緒に泳ぐときや、それ以外でもラグーンに入るときは、環境にやさしい日焼け止めクリームを使用してください。オキシベンゾンやオクチノキサートが含まれる日焼け止めは、サンゴ礁に有害な影響を与えるため使用してはいけません。

海の動物たちと泳ぐ

タヒチの島々が人気の旅行先に選ばれる理由として、海洋動物相が豊かで観察しやすいということがあります。 フランス領ポリネシアは島の楽園です。正確には、島々の楽園といえるでしょう。タヒチ島、モーレア島、ボラボラ島、ランギロア島は、自然や冒険を愛する人たちを世界中から惹きつける118の島々の、ほんの一部にすぎません。タヒチの島々で非常に人気のあるアクティビティがスキューバダイビングです。温かく透明な海に飛び込み、ラグーンやパスに生息する驚くほど多様な海洋生物を鑑賞しましょう。 巨大な水族館 タヒチの島々のラグーンにカヤックで訪れると、熱帯魚、ウミガメ、いたずら好きなイルカ、雄大なファファピティ(マンタ)などの驚くような生物を目にすることができます。パスでのダイビングでは、カマストガリザメ、ネムリブカ、レモンシャーク、メジロザメ、シュモクザメなど、あらゆる種類のサメに出会えます。フランス領ポリネシアは2002年からクジラの保護区に指定されており、その海はまるで500平方キロメートルの巨大な水族館のよう。 Turtle© Grégory Lecoeur Une raie manta © Grégory Lecoeur Diving with stingrays © Emmanuel Bouvet ファカラバ島で特に訪れるべきなのが、ユネスコ生物圏保護区にある2つの素晴らしいダイビング・スポットです。サウスパスでは、その名にふさわしい「シャークウォール」と呼ばれる場所があり、ノースパスはとても広く、潮の流れに乗ってドリフトダイビングをするのに理想的です。ラグーンに滑り込めば、マグロ、バラクーダ、そして数えきれないほどの熱帯魚が、あなたを楽しませてくれるでしょう。 さまざまなサイズの海洋生物に出会う ボートでターコイズブルーのラグーンを横切って、ダイビングスポットまで行き海に潜ると、突然別の世界に迷い込んだかのような感覚になります。そこを泳いでいるのは、クマノミ、チョウチョウウオ、コンゴウフグなどの色とりどりの熱帯魚。遠くには、サメや雄大なマンタのシルエットが見え、まるで水中で夢を見ているかのように思うでしょう。 Swimming in a school of fish © Tahiti Tourisme フランス領ポリネシアの海中世界で輝くスターは、熱帯魚、サメ、マンタ、イルカだけではありません。7月から11月にかけては、ザトウクジラがあなたと一緒に泳いでくれます。ザトウクジラは、タヒチの島々の暖かい海にやってきて出産し、子育てをします。野生のザトウクジラを観察できるのは貴重な経験で、場所はオーストラル諸島のルルツ島がおすすめ。巨大な身体を持ちながらも、かつてこの壮大な生物は絶滅の危機に瀕していました。クジラ保護のため、クジラと一緒に泳ぐことができるのは、ガイド同伴の公認ツアーに限られるので注意が必要です。

豊かなサンゴの世界を探索する

タヒチの島々には、驚くほど多様な海洋生物が生息しています。滞在中、ツアーに参加して、美しいサンゴ礁や海底に広がる壮大な景色を探検してみてはいかがでしょうか。マスクとシュノーケルをつけて海中を覗いたり、ダイビングをしたりして、フランス領ポリネシアの海で一生の思い出に残る体験をしましょう。 世界最大の深海サンゴ礁がタヒチの海にあるのをご存知でしょうか。数年前、科学者たちが水面下約40メートルの深さに「ローズガーデン」と呼ばれる場所を発見しました。このサンゴ礁は、深い場所に生息しているため、地球温暖化の悪影響を受けにくいのではないかと考えられています。悲しいことに、ボラボラ島のサンゴ礁のように、保護が必要なものが多いのが現状です。海水温が上昇すると、サンゴは白くなって死んでしまいます。フランス領ポリネシアでは、さまざまな団体や協会がサンゴ礁の保護活動を行なっていますので、ダイビングやシュノーケリングをする際には、足元に気をつけるようにしてください。 色とりどりのサンゴ礁 タヒチの島々の壮大なサンゴ礁には、多種多様な熱帯魚やウミガメ、エイ、サメなどのさまざまな海洋生物が生息しており、水中スクーターやスキューバーダイビングの他、シンプルにマスクとシュノーケルをつけて覗くだけでも海中の観察を楽しむことができます。色とりどりのサンゴや熱帯魚は、運が良ければ船のデッキからも見えることも。忘れられない体験をしたいなら、タハア島やフアヒネ島のコーラル・ガーデン、ボラボラ島やランギロア島のアクアティック・トレイルでシュノーケリングをしてみてはいかがでしょうか。サンゴで切り傷を負ったら、新鮮なライムの果汁を塗って消毒すると良いでしょう。 Coral massifs © Grégory Lecoeur Snorkelling session © Grégoire Le Bacon _ LionAiles Coral rearing © Myles McGuinness シュノーケリングやダイビングをする前には、環境に優しい日焼け止めクリームをたっぷり塗っておくことをお忘れなく。サンゴは気候変動で危機に瀕しているため、泳いでいるときにフィンで蹴ってダメージを増やさないよう注意する必要があります。モーレア島のコーラル・ガーデナーズのような団体を通じて、サンゴを養子にすることができ、サンゴ礁の保護に貢献することが可能です。健康で抵抗力のあるサンゴを採取し、苗床で育てた後、サンゴ礁への植え付けを行ないます。このプログラムに参加すると、そのサンゴがどこに植え付けられたか、どのように成長したかを知らせてもらえます。 サンゴの観察におすすめの場所 タヒチの島々には、サンゴや海洋生物の観察ツアーを提供するダイビングセンターが多数あります。フランス領ポリネシアの透き通るターコイズ色の海の下には、まったくの新しい世界が待っています。 Diving and discovering the rich underwater world c Tahiti Tourisme タハア島はライアテア島と壮大なラグーンを共有しています。本当に素晴らしい体験をしたいなら、ラグーンにある2つのモトゥ(小島)の間のコーラル・ガーデンでシュノーケリングをしてみてはいかがでしょうか。ラグーンでのガイド付きボートツアーに参加すれば、モーレア島のさまざまなサンゴの種類を学ぶことができます。オーストラル諸島では、ライババエ島のバリアリーフを探検するのがおすすめです。この場所は、色とりどりのサンゴが多数生息する、特別なダイビング・スポットとして知られています。世界有数のダイビング・スポットであるランギロア島で、さまざまな形状や色のサンゴを鑑賞するのもおすすめです。

カタマラン(双胴船)で訪れるテティアロア島

ソシエテ諸島の中でも特に静かでひっそりとしたテティアロア島。それでいて、最も美しいとされる魅惑の島。鳥たちやウミガメにとって安らぎの楽園であるこの島を、パペーテからのカタマランツアーで訪れてみませんか。 テティアロア島は歩いて一周できる小さな環礁で、小さなラグーンの水は透き通っていて温かく、ビーチは見事な美しさを誇っています。自然環境は保護され、環礁は鳥たちやウミガメの自然保護区となっており、シロアジサシ、グンカンドリ、カンムリカイツブリなどの15種類の鳥たちが生息しています。カタマランの日帰りツアー(パペーテ発)でこの特別な環礁に生息する鳥たちを観察することができますが、非常に美しい楽園ですので、2-3日のツアーに参加する価値は十分にあります。カタマランを環礁のすぐそばに停泊させ、乗客はちょっとしたドキドキを感じながらディンギーでサンゴ礁を渡ります。ラグーンの中に入れば、マーロン・ブランドがテティアロア島に惚れ込んで購入した理由をすぐに理解することができるでしょう。 テティアロア島へのカタマラン・クルーズ タヒチ島からわずか50km先にあるテティアロア島は、信じられないほど美しい楽園です。環礁には十数個のモトゥ(小島)があり、それぞれに柔らかな白砂の素晴らしいビーチが広がっています。ラグーンの温かな海水は、見事なターコイズブルーで、クリスタルのような透明度。この環礁がかつてタヒチの王族だけのものであった理由がわかるはずです。カタマランの日帰りツアーに参加するも良し、チャーターして2-3泊するも良し。テティアロア島は、ボラボラ島やツアモツ諸島の最も美しい環礁に引けを取らない美しさを誇っていますので、カメラを忘れないようにしましょう。カタマランのチャーターは、タヒチの島々を訪れる理想的な方法だといえます。のどかなラグーンの間を航行し、それぞれの島に好きなだけ滞在して島々を探索するという贅沢な楽しみ方です。あなたが経験豊富な船長なら、カタマランのみのチャーターでも良いですが、より人気なのは、調理担当の乗務員と船長付きのチャーターです。操縦や料理はすべて任せて、船首のネットに寝転がり、雄大な景色を楽しみましょう。 Swimming in turquoise water © Tahiti Fly Shoot Discover Tetiaroa © Tahiti Fly Shoot Sunset from the catamaran in Tetiaroa © Tahiti Fly Shoot 島から島へ航行していると、イルカに遭遇することもあります。魔法のような素晴らしい出会いの瞬間がシャッターチャンスです。また、島々に近づくと、バードウォッチングも楽しむことができます。どの寄港地でも、スノーケリングやダイビングでラグーンの素晴らしい海中生物を観察できますし、カタマランのパドルボードやカヤックも無料で利用することができます。遺跡を見学したり、人のいないモトゥ(小島)でピクニックランチをしたりするツアーが多くの島で用意されていますので、参加してみてはいかがでしょうか。 双胴船で出航 その他のクルーズスポット フランス領ポリネシアは、カタマラン・クルーズを楽しむのに最も適した旅行先といえるでしょう。テティアロア島への日帰り旅行でも、その他の島々を2週間かけて巡る旅行でも、貿易風が吹く穏やかな海で壮大な景色をお楽しみいただけます。クルーズバケーションで最も人気があるのはソシエテ諸島(ボラボラ島、タハア島、フアヒネ島、モーレア島、ライアテア島に寄港)となっています。タヒチ島とライアテア島にはたくさんのチャーター会社がありますのでチェックしてみてください。 Bird Island © Tahiti Fly Shoot クルーズ船に乗ってタヒチの島々を訪れるのも魅力的な楽しみ方です。パペーテから出航する1週間から数週間のクルーズでは、ソシエテ諸島、マルケサス諸島、ツアモツ諸島などを訪れるさまざまなクルーズプランが用意されています。厳格な管理によって、船舶はすべて非常に高い基準を満たしており、サービスは常に一流ですので、安心してクルーズをお楽しみいただけます。 タヒチでのセーリングクルーズ

ボラボラ島のダイビングとスノーケリングスポット

タヒチの島々の海には海洋生物がたくさんいます。ラグーンやパスでのダイビングやスノーケリングで、熱帯魚、カラフルなサンゴ、マンタ、ウミガメ、イルカなど数えきれない海の生物たちが棲む別世界へ行くことができます。世界屈指の美しさを誇る海を探検できるベストスポットをご紹介しましょう。

ファカラバ島のおすすめダイビング・スポット

ファカラバ島は、ツアモツ諸島に数多くある壮大な環礁の一つです。フランス領ポリネシアで、ランギロア島に次いで2番目に大きなラグーンがあり、海洋生物の豊かな多様性から、世界中のダイビング愛好家に人気のスポットとなっています。絵はがきのようなファカラバ環礁には、タヒチの島々の中でも最も美しい景色が広がっています。

ファカラバ島での夢のバケーションの計画と準備

ツアモツ諸島のファカラバ島は、フランス領ポリネシアで最も美しい環礁の一つ。ファカラバ島は、まさに島の楽園であり、多種多様な海洋生物が生息しています。2016年にはユネスコの生物圏保護区に指定されました。 ファカラバ島での滞在を最大限に楽しむために、事前にアクティビティを予約しておくと良いでしょう。絵はがきのような風景、セーリングツアー、ダイビング、シュノーケリングなど、この島での体験は、忘れられない思い出となるでしょう。ファカラバ島は、隣接する6つの島とともに、ユネスコの生物圏保護区に指定されています。タヒチの島々で2番目に大きなラグーンの美しく透き通った水中はまるで夢のよう。ファカラバ島での最高の旅をお楽しみください。 ファカラバ島の楽園を楽しむ バケーションのご予約は、タヒチ観光局認定のタヒチスペシャリストを通じて行うことをおすすめします。スペシャリストは、タヒチの島々について熟知しており、宿泊施設、交通手段、アクティビティについてご提案が可能です。ファカラバ島へは、国際線が到着するタヒチ・ファアア国際空港内で、エアタヒチの国内線に乗り換えます。フライト時間は約2時間。飛行機がファカラバ空港へ向けて降下を始めたら、ぜひ窓の外を見てみてください。この島が、タヒチの島々で最も美しい環礁と言われる理由を感じることができるはずです。 Shark wall © Grégory Lecoeur View of marine life © Grégory Lecoeur View of Fakarava lagoon © Jim Winter ファカラバ島はシュノーケリングとスキューバダイビングを楽しめるパラダイスです。サウスパスには「シャークウォール」と呼ばれるダイビング・スポットがあります。その名が示す通り、多くのサメが集まって休息する場所で、サメが互いに重なり合いまさにサメの壁を作り上げるのです。サメたちは昼間は休んでいて、さらにファカラバ島の海には餌となる魚が豊富にいるため人間を襲うことはありません。ラグーンでは、透明な海の中を泳ぐ熱帯魚や色とりどりのサンゴを観察することができます。 ファカラバ島へのクルージング クルージングで、かつてのポリネシア人入植者たちがしたような美しいファカラバ島の発見体験をしましょう。以下のクルーズ会社では、ファカラバ島の訪問を含むクルーズプランを提供しています。ポール・ゴーギャン、ウィンドスター、アラヌイ、オセアニア・クルーズ、バラエティ・クルーズ。また、ヨットやカタマランボート(双胴船)をチャーターして、タヒチの島々で2番目に大きな環礁を訪れることもできます。 Boat room on a cruise © Tahiti Tourisme Gregoire LE BACON ファカラバ島の宿泊施設は、家族経営のタヒチアン・ゲストハウスがメインとなっています。特に6月中旬から7月中旬にかけての繁忙期には旅行客が多く、余裕を持ってご予約されることをおすすめします。また、この時期は迷彩ハタが繁殖のため驚くほどたくさん集まる時期でもあり、その光景を見ようと世界中のダイバーがこの島に集まります。

ガンビエ諸島への忘れられない旅

ガンビエ諸島へようこそ。タヒチ島の南西に位置するこの諸島は、5つの島と12のモトゥ(小島)からなり、これらすべてが同じ壮大なラグーンを共有しています。白い砂浜と緑豊かな山々で保護された島の楽園へは、パペーテから飛行機で3時間40分。 豊かなガンビエ諸島 ガンビエ諸島では、住民の多くがマンガレバ島に住んでおり、宿泊施設もマンガレバ島に集中しています。島々にはホテルがないため、ビジターは島の暮らしを体験できるタヒチアン・ゲストハウスに宿泊することになります。マンガレバ島の人々はおもてなしの心で有名で、ホストはあなたを温かく迎えてくれることでしょう。コロリ(ブラック・パールの真珠貝の貝柱)や新鮮で多種多様な魚など、さまざまな郷土料理を試してみましょう。特にマンガレバ島はハイキングに最適で、島で最も標高の高いドゥフ山の頂上(441m)まで歩いて登ることができます。頂上からのラグーンの眺めは息をのむほどの美しさです。 Tahitian mother-of-pearl fillet © Tahiti Tourisme Mangareva © Philippe Bacchet Tahitian cultured pearls © Grégoire Le Bacon マンガレバ島にはドゥフ山とモコト山という2つの山があり、1日あれば、両方の山の頂上まで登ることができるでしょう。標高423mのモコト山はドゥフ山に比べると若干低いですが、どちらからも素晴らしい眺めを楽しむことができます。また、フランス領ポリネシアの住民への改宗活動を通じて、カトリックの宣教師たちが残した宗教遺産にも足を運んでみましょう。リキテアにある有名なサンミッシェル大聖堂は、1839年にサンゴ石を利用して建てられた建造物で、雄大な美しさを誇っています。 真珠とその他の見どころ ガンビエ諸島は、極上の品質を誇る真珠の産地として知られています。真珠養殖場を訪れ、養殖について学べば、宝石商が世界中から真珠を買い付けにやってくる理由がわかるはずです。養殖場を出た後は、リキテア湾にある素晴らしいビーチに行き、ターコイズブルーのラグーンでひと泳ぎしましょう。 View from Mangareva © Frédéric Cristol ガンビエ諸島には真珠以外にもたくさんの見どころがありますが、その一つとしてラグーンに点在する壮大なモトゥ(小島)が挙げられるでしょう。柔らかな白砂と透明なターコイズブルーのビーチには熱帯魚が泳いでおり、ここではスノーケリングや日光浴を楽しみながら一日を過ごすことができます。ボートからは、島々の切り立った崖を眺められます。タヒチの島々で最も美しいラグーンの一つを、ガンビエ諸島で発見してみてはいかがでしょうか。

ツアモツ諸島:サンゴ礁とターコイズ色のラグーン

南太平洋の中心にあるツアモツ諸島は、まさに南国の楽園。ターコイズ色のラグーン、柔らかな白やピンクの砂浜、見事なサンゴ礁が広がる、絵はがきのように美しい南洋の諸島です。水中の景色は、水上から見る景色と同じくらい幻想的です。 「手つかずの南国の楽園」という言葉がこれほどぴったりな場所は、ツアモツ諸島以外にありません。さらにいえば、この荘厳な諸島にある約80のどの島や環礁にも当てはまる表現です。しかし、ツアモツ諸島の美しさは外観だけではないことは確かです。透き通った水の中に潜り込んだとき、その光景に誰もが息をのむでしょう。この水中景観を楽しむため、世界中からダイバーが集まります。 水中の楽園 フランス領ポリネシアは世界最大のサメの聖域で、その透き通った温暖な海には20種以上のサメが生息しています。ラグーンには、人間を襲わない小ぶりのカマストガリザメが暮らしています。無害とはいえ、カマストガリザメや堂々たる体躯のマンタと一緒に泳ぐのはとてもスリリングな体験です。ヨゴレザメやシュモクザメなどの大きめのサメは、魚がたくさんいるサンゴ礁の外側やパス(ラグーンと外洋の境界)に生息しています。これらの印象的なサメは残念ながら絶滅の危機に瀕しており、ランギロア島の Tore Tore(トレトレ)やMokarran(モカッラン)などの団体が保護と保全に取り組んでいます。 Divers_Fakarava©_Alexandre-Voyer Mao_Raira-of-FAKARAVA-©-Frederique-Legrand Friendly atmosphere in Rangiroa© Bernard Beaussier ツアモツ諸島の魅力は、サメと泳ぐことだけではありません。新しいグルメを体験したいなら、ぜひ「コロリ」を試してみてください。地元名物のホタテに似た貝です。新鮮な魚やライム果汁、ココナツミルクと一緒に調理されることが多く、トロピカルな味わいが口の中に広がります。ツアモツ諸島の人々の日常に浸るなら、タヒチアン・ゲストハウスに滞在することをおすすめします。諸島にあるほとんどの島では、このタイプ以外の宿泊施設はありません。家族経営のタヒチアン・ゲストハウスでは、温かく気さくな島の人たちの暮らしぶりを間近で体験できます。 ツアモツ諸島のおすすめアクティビティ 世界で最も大きく美しいラグーンのいくつかは、ツアモツ諸島にあります。特に、ランギロア島は世界で2番目に大きな環礁の島で、フランス領ポリネシア唯一のワイナリーがあり、ラグーンに浮かぶ小さな環礁のモトゥにブドウ園があるのは、世界で唯一このすばらしい島だけです!また、ランギロア島はタヒチアン・ブラックパールも有名で、島にある真珠養殖場で直接買うことができます。 A_nice-meeting-under-FAKARAVA's-surface-©-Frederique-Legrand ツアモツ諸島の主島の一つであるファカラバ島には、ユネスコ(の)生物圏保護区があります。驚異的な数と種類の海洋生物が、島やその周辺に生息しています。ツアモツ諸島を訪れたら、ティケハウ島も外せません。たくさんの見どころのなかでも、鮮やかなピンクの砂浜があるモトゥが魅力!このモトゥには、海鳥の巨大コロニーが形成されています。

タヒチの島々のサンゴ

ターコイズ色のラグーンの海底に広がる見事なサンゴは、タヒチの島々での最も素晴らしい財産の一つであり、フランス領ポリネシアの海洋生態系にとって欠かせない存在となっています。透き通った温かな海でダイビングをして、この壮大な自然遺産の豊かさを堪能してみてはいかがでしょうか。 タヒチの島々で体験できるアクティビティの中でも特に人気なのが、サンゴ礁の探索です。サンゴは、多くの種が生存する上で欠かせない存在となっています。フランス領ポリネシアには、1,000種類以上の魚と150種類以上のサンゴが生息していますが、地球温暖化とマスツーリズムの影響を受け、サンゴは今や厳格な保護の対象となっています。ボラボラ島、モーレア島、タハア島、ライアテア島といったのどかな島々の周りでは、サンゴ礁が壮大なラグーンを形成しています。ソシエテ諸島から遠く離れたツアモツ諸島のランギロア島は、世界で2番目に大きなラグーンであり、サンゴ礁を探索するのに理想的な場所です。探索の際には、サンゴ礁を傷つけてしまわないように注意してください。また、サンゴの収集は厳しく禁じられていることもご留意ください。 ダイビングでサンゴ礁を探索 ランギロア島、ファカラバ島、ティケハウ島などのツアモツ諸島でスキューバダイビングをして、サンゴ礁に生息する豊かな海洋生物を観察しましょう。これらの環礁は、マルケサス諸島などで見られる高くそびえる火山島とはまったく異なります。透き通ったラグーンやパスでのダイビングやシュノーケリングは、ユニークで忘れられない体験となるでしょう。 Water broom in Fakarava © Frédérique Legrand Corals in Tahiti © Myles McGuinness Coral in The Islands of Tahiti © Grégory Lecoeur ランギロア島やファカラバ島でダイビングをするときは、パスに向かう潮の流れに身を任せましょう。そうすることで、簡単に深くまで潜ることができ、ブダイ、ナポレオンフィッシュ、チョウチョウウオ、エンゼルフィッシュ、ヤガラ、タコ、ウナギなどの多種多様な海洋生物が生息する壮大なコーラル・ガーデンにたどり着けます。ファカラバ島はユネスコの生物圏保護区に指定されており、多くの種が保護の対象となっています。タヒチの島々の海では、マンタ、サメ、ウミガメ、イルカ、クジラを観察することもできます。 寄付する 環境保護、ポリネシア文化の祭典、地域社会の福祉向上にご協力ください。HINA基金のプロジェクトの一つを支援することで、あなたの寄付は連帯と持続可能性の意義あるジェスチャーとなります。 寄付する サンゴの探索と保護 サンゴ礁は非常にデリケートで、タヒチの島々ではその保護と保存が最も重要な課題となっています。テ・マナ・オ・テ・モアナ協会は、多くのホテルやツーリズム関係者と協力して、コーラル・ガーデンを探索する特別ツアーを旅行客に提供しています。 Replanting coral in Tahiti Et Ses Îles © Myles McGuinness 豊かな海洋遺産の保護に貢献できる簡単な方法があります。フランス領ポリネシアでは、環境にやさしい日焼け止めを使用するようにしましょう。もっとアクティブに取り組みたい場合、コーラル・ガーデナーズ協会を通じて、タヒチ島とモーレア島でサンゴを養子にするプログラムに参加しましょう。このプログラムでは、サンゴを苗床から実際の海へと植え付けることができます。植え付け後は、定期的に成長の様子をお知らせしてもらえます。

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