雄大な景色、ターコイズ色のラグーン、古くから伝わる豊かな文化。フランス領ポリネシアは、世界中から訪れる旅行者にとって夢のような場所です。タヒチの島々特有の自然の美しさを守るためには、旅行者が環境に責任ある行動をとることがとても重要です。

環境に配慮しながらタヒチの島々を巡る、3日間の旅のおすすめプランをご紹介します。

1日目

タヒチ半島

パート1

タヒチアンゲストハウス

まずはタヒチ・イチ半島のチョーポーへ向かい、タヒチアン・ゲストハウスにチェックイン。家族経営のタヒチアン・ゲストハウスは、熱帯の山の中腹か海岸といった壮大な環境にあることが多く、一般的なタヒチアン家庭の日常生活を垣間見ることができます。

ゲストハウスのホストはとっておきの観光名所やスポットを教えてくれ、夕食を共にしながら、地域に伝わる昔話や伝説も聞かせてくれるでしょう。

島の魅力を発見する
Pension de famille à Tahiti © Tahiti Tourisme
Imprégnez-vous de la culture tahitienne au sein d'une pension de famille © Hélène Havard La vague de Teahupoo ©Grégoire Le Bacon LionAiles

パート2

ハイキングとポワソン・クリュ

フェヌアアイヘレにあるタヒチアン・ゲストハウスは、外の世界から切り離され、美しい自然に囲まれています。タヒチ島南部に位置し、道路もなく、船でしかアクセスすることができません。すばらしいハイキングコースがあり、隔絶された楽園の豊かな緑と秘宝に出会えるでしょう。

一日の終わりには、食欲をそそるポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココなど、タヒチらしい食事をゲストハウスで堪能します。

ポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココ
Fenua aihere ©_Ra_i Mao
Dégustez un bon poisson cru au lait de coco © Ra'i Mao

2日目

タヒチの西海岸

伝統的な航海

タヒチ・イチ半島を出発し、貴重なタヒチ文化であるポリネシアン・アウトリガーセーリングカヌーの古代航法を体験するため、東海岸へ向かいます。

昔のポリネシア人がナビやコンパスさえもない中で、どのようにカヌーを操って太平洋を横断したのかをガイドが説明してくれます。

Va'a Ta'ie ou pirogue à voile © Myles McGuinness
Initiation à la navigation traditionnelle © Myles McGuinness

アウトリガーセーリングカヌーのオプショナルツアーを提供している会社はいくつかあり、こうした「環境に責任あるアクティビティ」を選ぶことが、ポリネシアの伝統文化を守るための支援につながります。

このような支援がなければ、伝統的なセーリングカヌーは博物館の展示品となり、古代から受け継がれてきた航海術は、歴史の本に登場するエピソードの一つとなってしまいます。このアクティビティでは、楽しい時間を過ごせるだけでなく、タヒチの伝統文化の継承にも貢献できるのです。

ポリネシアンカヌー
Une pirogue à voile traditionnelle © Tahiti Tourisme
Initiation à la pirogue à voile traditionnelle © Tahiti Tourisme

3日目

モーレア島

パート1

オプノフを自転車で

モーレア島へ日帰り旅行に出かけましょう。オプノフ渓谷へ向かい、テ・ファレ・ナチュラ・エコミュージアムを訪れ、フランス領ポリネシアの生物多様性と、地域特有の環境を守ることの大切さについて学びます。

ミュージアムを訪れたあとは、オプノフを散策するために電動自転車をレンタルします。電動自転車は、このすばらしい渓谷の美しい風景を堪能できる、環境にとてもやさしい移動方法です。

昼近くになったら、パペトアイにあるアスレチックパークへ。ネットや吊り橋の上を歩いたり、ブランコ、縄ばしご、ジップラインで遊べる4つのコースがあり、環境にやさしくて楽しい体験ができます。

オプノフ渓谷を探索
Te Fare Natura © Grégoire Le Bacon
Te Fare Natura © Grégoire Le Bacon Faire le tour de l’île en vélo électrique©_Grégoire Le Bacon

パート2

モーレア島のサンゴの「養子縁組」プログラム

午後はパオパオにあるコーラル・ガーデナーズを訪ねます。ここでは、サンゴ礁に植え付けるためのサンゴを「養子縁組」できます。さまざまなサンゴ種や、サンゴが直面している危機について学べると同時に、サンゴの保護、ひいては海の生態系全体の保護に積極的に貢献することができます。

環境や文化、地域社会に配慮したバケーションを企画してくれる旅行代理店を利用しましょう。海洋生物の多様性に配慮した、エコロジカルな宿泊施設やアクティビティは数多くあります。ベストな選択をすることにより、タヒチの島々の環境に対して責任を持ちながらバケーションを楽しむことができます。

モーレア島のサンゴの「養子縁組」プログラム
タヒチの島々の環境に責任を持つ
タヒチの島々の環境に責任を持つ
Plage de Rurutu © Michael Runkel

持続可能な滞在のためのヒント

タヒチ諸島には「マナ」と呼ばれるエネルギーが満ちています。これはすべての生き物をつなぐ重要な力であり、文化のリズム、伝統、環境、そして自然の中で体験されます。この力から、人間と自然の間に永続的な絆が生まれます。この絆は保護し、維持し、促進する必要があります。タヒチ諸島はユニークでありながらも壊れやすい場所であり、共同体と生態系が保存されなければなりません。タヒチ諸島で責任ある旅行をする方法を発見し、すべての瞬間を楽しんでください。

持続可能な滞在のためのヒント
Vue aérienne sur l'atoll de Tetiaroa © Tahiti Tourisme

夢の旅を 計画しましょう

最寄りのタヒチ島専門家に問い合わせて、タヒチ島とその諸島での滞在の計画を始めましょう。
旅行代理店に連絡する

旅行代理店を利用すべき 3つの理由

公認スペシャリスト

公認スペシャリストは、旅の目的地であるタヒチの島々や、ユニークなアクティビティや体験につて詳しく知っている代理人です。

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