タヒチの豊かな文化遺産

フランス領ポリネシアでのバケーションは、ただビーチに寝そべって景色を眺めるだけでなく、繁栄を続ける昔からの文化に出会えるチャンスでもあります。芸術、伝統、考古学、スポーツ、料理など、タヒチの島々には魅力が満載です。

Marae Ta'ata in Paea, Tahiti © Audrey Svoboda

マラエは、タヒチの島々において最も大切とされる考古学的遺跡です。フランス領ポリネシアのほとんどの島で、自然に晒された寺院の名残を見つけることができるでしょう。最も重要とされるマラエは、聖地ライアテア島のタプタプアテアに位置しています。タヒチで最も有名なアラフラフとタアタのマラエを訪れ、先祖代々のマオヒ文化を学んでみましょう。

訪れるべきトップ10の聖地

Musée de Tahiti et des îles © Tahiti Tourisme

ファレ・イアマナハとも呼ばれるタヒチ島博物館は、最近修復工事が完了しました。館内での展示は、フランス領ポリネシアとポリネシアの人々の歴史が中心となっています。タヒチ島西海岸のプナアウイアという場所にあります。

訪れるべきトップ5の博物館

Soak up the local culture at Fare hape © Ra'i Mao

ファレハペは、パペノオ渓谷の奥深くにある文化的な遺跡です。マラエや祝祭を行なう場所だけでなく、古代の技術を用いて建てられた古代住居の複製もあります。この野外博物館は、ハウルル文化協会によって管理されています。ファレハペに一泊すれば、この特別な場所のマナにどっぷりと浸かることができそうです。

« 「空間と時間を心に感じさせるもの、それが文化である」 »

ジャン・ドルメッソン、フランスの哲学者、作家。

タヒチの文化

タヒチの文化は豊かであり、活力に満ちています。島々を訪れれば、そのことにすぐに気が付くでしょう。古代の神聖なタプタプアテアのマラエを訪れれば、この文化の起源を知ることができるでしょう。また、さまざまな博物館を訪れ、フランス領ポリネシアの歴史や伝統について学ぶのもおすすめです。ポリネシアの代表的な料理を試してみたり、古くから伝わるスポーツに挑戦してみたり、「オリ」のダンスを習ったり、タトゥーを入れてみたりして、タヒチの島々のユニークな文化をディープに体験してみましょう。

行ってみよう

フランス領ポリネシアの独自の文化には、さまざまなものがありますが、中でも体験必須のアクティビティにぜひトライしてみましょう。モノイオイルの作り方を学んだり、アウトリガー・カヌー・セーリングに挑戦したり、パレオを身につけたり、タヒチ語を覚えてみたりして、タヒチの島々のマナにどっぷりと浸かってみてはいかがでしょうか。

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文化的イベント

フランス領ポリネシアの南洋の島々は、その豊かな文化遺産で知られています。タヒチの島々の人々は、それぞれの島独自の文化を守り続け、その素晴らしさを世界中の旅行客と分かち合おうと懸命に取り組んでいます。祭典は、地元の伝統を盛り上げ、祝う目的で開催されますが、中にはタヒチの島々での重要な文化的イベントとなっているものもあります。ヘイバ･イ･タヒチは、毎年7月に開催されるポリネシア文化の壮大な祭典で、フランス領ポリネシア全土からダンスグループが集まり、伝統的ダンスと歌で競い合います。華やかな色彩の衣装やトエレ太鼓が生み出す躍動的なリズムが大変見事ですので、ぜひ参加してみましょう。ツアロ・マオヒと呼ばれる伝統的なスポーツの祭典では、槍投げ、石挙げ、ココヤシの木登り、アウトリガー・カヌー・レースなどの競技が行なわれます。こちらもぜひチェックしてみましょう。

Holopuni Vaa Hawaiki Nui voyage © Holopuni Vaa Hawaiki Nui Voyage

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Sailing
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Va’a / canoe

ホロプニ・ヴァア・ハワイキ・ヌイ・ボヤージュ（Holopuni Va’a Hawaiki Nui Voyage）

ホロプニ・バア・ハワイキ・ヌイ・ボヤージュ（Holopuni Va’a Hawaiki Nui Voyage）は、ダブルアウトリガーセーリングカヌーのオーシャンレースです。3人乗りのカヌーで、タヒチ島、モーレア島、フアヒネ島、ライアテア島、ボラボラ島の間を走行して競います。風の力を利用して、固定されていないシングルパドルのみで進みます。